アーマッド・ジャマル(AHMAD JAMAL)

AHMAD_JAMALハッピー・ムーズ
(HAPPY MOODS)

アーマッド・ジャマル(AHMAD JAMAL)の「ハッピー・ムーズ」(HAPPY MOODS)です。
●ARGOのオリジナル盤、ステレオ仕様になります。レコード番号は、LP662。

パーソネルは、ピアノにアーマッド・ジャマル、ベースにイスラエル・クロスビー、ドラムスにヴァーネル・フルニエというトリオです。

このレコードは1960年にシカゴで録音されたもので、ジャマル・トリオ最盛期の演奏を捉えたアルバムの一つです。

シングル・トーンが美しく響き、微妙なブロックも挟み、尚且つ間の取り方が絶妙なジャマルの演奏は、強アタックでなくとも何故かスイングするから不思議です。

レッド・ガーランドのタッチと似たところもあり、当時のマイルス・デイヴィスがメンバーに欲しがった気持ちが分からなくはありません。と言うより、ジャマルのイメージをガーランドに求めたのかもしれません。

ジャマルとしては、マイルスのグループに入っていたら、その特質はうまく表出できなかったのではないかとも思いますので、マイルスの誘いを断っておいて正解だったのでしょう。

収録曲は、A面に「Little Old Lady」、「For All We Know」、「Pavanne」、「Excerpt From The Blues」、「You’d Be So Easy To Love」の5曲、B面に「Time On My Hands」、「Raincheck」、「I’ll Never Stop Loving You」、「Speak Low」、「Rhumba NO.2」の5曲、計10曲です。

冒頭の「Little Old Lady」一発でジャマル節全開です。ほかも聴きどころがそれぞれありますので、じっくりと聴かれることをお薦めします。快速調の「Speak Low」などイー感じです。

ジャケット写真にはジャマルのニヤケタ顔が写っていますが、これで判断してファンキー・コテコテと誤解なさらぬように…。


※このレコード評は、旧き佳き時代とジャズへの想いを込めた音化店主:能登一夫の評文です。







AHMAD_JAMALアーマッド・ジャマル・トリオ
(THE AHMAD JAMAL TRIO)

アーマッド・ジャマル(AHMAD JAMAL)の「アーマッド・ジャマル・トリオ」(THE AHMAD JAMAL TRIO)です。
●EPICのオリジナル盤になります。

パーソネルは、アーマッド・ジャマル・トリオという記載だけですので詳細は不明です。一応調べてみたところ、ピアノにアーマッド・ジャマル、ギターにレイ・クロフォード、ベースにイスラエル・クロスビーというメンバーと思われます。この後、暫くしてからメンバーのギターがドラムスに入れ替わっていますので、多分上記で間違いないでしょう。

このレコードは、1955年にニューヨークでEPICにより録音されたもので、ARGOよりも先の録音になります。

アーマッド・ジャマルは日本での知名度は然程でもありませんが、本国ではかなり著名なミュージシャンの一人です。

かのマイルス・デイビスが、キャノンボール・アダレイ名義のアルバム「SOMETHIN’ELSE」で演奏した「枯葉」(AUTUMNLEAVES)は、この曲の決定的名演とされていますが、このアレンジの元ネタは、アーマッド・ジャマルの解釈だと言われています。

アーマッドのディスコを見ている限りは、おそらくこのレコードに収録されている「枯葉」が最初期のものかと思われます。確かにマイルスのプレイを彷彿とさせるアレンジで、噂は当たらずとも遠からずといったところでしょうか。確実な事実関係を知っているわけではないので、断言は控えておきますが、一度聴いてみる価値はありそうです。

アーマッド・ジャマルの古い録音に関しては、ARGOのものは案外に復刻されているようですが、このEPIC盤は殆ど見掛けません。おそらくは今やレアな1枚でしょう。


※このレコード評は、旧き佳き時代とジャズへの想いを込めた音化店主:能登一夫の評文です。







AHMAD_JAMALポインシアナ・リヴィジテッド
(POINCIANA REVISITED)

アーマッド・ジャマル(AHMAD JAMAL)の「ポインシアナ・リヴィジテッド」(POINCIANA REVISITED)です。
●IMPULSEのオリジナル盤、ステレオ仕様になります。レコード番号はAS-9176。

パーソネルは、ピアノにアーマッド・ジャマル、ベースにジャミール・ナッサー、ドラムスにフランク・ガントというメンバーです。

このレコードは、1969年にリリースされたもので、ジャマルがARGO・CADETを離れて録音したものです。

録音場所はニューヨークの「トップ・オブ・ザ・ヴィレッジ・ゲイト」とスタジオで、A面がライブ録音、B面がスタジオ録音になっています。

ARGO以外のレーベルにおける演奏ではこれが最上の一つだと思います。

よく知られている「Poinciana」を始めとして、「Lament」や「Have You Met Miss Jones」などが収められており飽きさせることがありません。快速調の「Call Me」も聴きものの一つです。

ジャマルと言えば、一時期におけるマイルス・デイヴィスのアイドルであったことは周知の事実ですが、この69年の録音でもマイルスが惚れたとされるタイミング、間の取り方は相変わらず絶妙を感じさせます。

何故に日本では過小評価されているのかよく分かりませんが、軽々とブルース・フィーリングを奏でるジャマルは蓋し名プレイヤーの一人には間違いありません。


※このレコード評は、旧き佳き時代とジャズへの想いを込めた音化店主:能登一夫の評文です。







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